アーユルヴェーダクッキングをするようになってから、風邪をひきそうになっても大事に至らなかったり、休みの日に疲れすぎて起き上がれないという日がなくなりました。
毎回の料理でターメリック、フェヌグリーク、マスタードシード、クミン、ガーリック、ジンジャー、シナモン、コリアンダー、、、これらの数々のスパイスとハーブのお陰だと思います。
身体は食べた物でできていることを改めて感じつつ、添加物や保存料が入っていない食べ物は、身体だけでなく心の健康にも役立っていると実感しています。
毎日、毎食手作りのものを用意することは今のところ無理だけれど、週に3〜4日くらいは新鮮な野菜、豆、お米をスパイスとハーブでシンプルだけど丁寧に調理したものをいただくのは、サトヴィックでいい習慣になっているなと思います。
食べる事は生きる基本だと改めて思っていたところ、TED Talkのジェイミー•オリバーの動画を見ました。
イギリス人シェフの彼は、アメリカの子供たちが食べる給食の内容がまるでファストフードのような内容で、また大量の砂糖が使われていることを訴えます。
また子供に野菜を見せても、それがトマトやポテトという名前であることを知らない子供が増えていることを憂いています。
アメリカだけでなく、イギリス、インド、中国でも肥満が社会問題となっている昨今の社会で子供のころからの食育は将来の医療費を削減する効率的な方法でもあります。
このジェイミー•オリバーの動画の中で、印象的だった言葉があります。
「たった10レシピでいい。アメリカの各所に無料で料理の作り方を教える人を配置したいんだ。たった10レシピ。これは生きて行くために必要な技術なんだ」
「料理はlife skill」という言葉を聞いて、ヨガもアーユルヴェーダもみんなlife skill、生きて行くために必要なスキルだなと思いました。
健康な身体と健康な心があって初めて私たちはリラックスできて、自分が本当にやりたいことに力を注げると思います。
料理も、ヨガもそしてアーユルヴェーダの知恵も、生きて行くための技術。
知っているのと知らないのとでは人生が変わっちゃうなと思います。
私たちは子供の時は両親や義務教育によって教育されて育つけれど、それだけで人生に必要な知恵が全てカバーされるわけではなく、大人になってからも必要な知恵を学び続けることで人生が変わっていくと、最近そんなことをよく考えます。
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